ハイローオーストラリアで口座凍結される禁止事項と注意すべき行為まとめ
こんにちは!管理人の倍賞成行(@NariyukiBaisyou)です。
「ハイローから口座を凍結された」
「凍結の解除方法はあるの?」…etc
この記事では、上記のようなお悩みを抱える方のために、ハイローオーストラリアの口座凍結問題について徹底解説します。
- ハイロー口座凍結の種類
- 口座凍結されてしまう禁止行為まとめ
- 口座凍結の"可能性"のある行為まとめ
- 凍結口座の解除方法はあるのか?
ハイローオーストラリアの口座凍結は2種類
ハイローオーストラリアでは、ハイローオーストラリアが禁止行為とみなすものに違反した場合に口座凍結されます。
口座が凍結されると、サービスの利用できなくなったり利用制限されます。その後、ハイローオーストラリアのリスク管理部門・コンプライアンス部門による取引口座調査が行われます。
【メモ】
取引口座調査期間は、すべての出金依頼が取り消され、口座残高の出金を行うことはできません。
なお、ハイローオーストラリアの以下の2種類があります。
- 限定口座凍結【一部機能の利用や取引に制限がかかる】
- 完全口座凍結【取引口座の利用停止や強制解約もあり得る】
限定口座凍結【一部機能の利用や取引に制限がかかる】
ハイローオーストラリアの限定口座凍結では、口座の利用が限定されます。具体的には、取引や入出金自体は行えるけれど、一部の機能が普段通りに使えない状態になります。
例えば、エントリー中に他のエントリーを行えず、連続したポジションの保有や連打での購入ができなくなります。また、一度の取引での取引上限額が5,000円までに制限されます。
限定口座凍結の概要をまとめるとこんな感じです。
- 1取引の上限額が5,000円になる(※1)
- 1つのオプション取引につき、取引できる数が1つまでに制限される
- 入出金自体は可能(※2)
(※1)5,001円以上の掛け金を入力した場合は、「入力された金額が、購入可能金額を超えています。」と表示され、取引が行えません。
(※2)ただし、コンプライアンス部門による取引口座精査期間は入出金が制限される場合があります。
過剰の利益を得た場合や自動取引ツールの使用を疑われた場合に、限定口座凍結の対象となります。
稼ぎすぎでも凍結されるという噂もありますが、こちらに関しては規約等には明記されていませんし、「いくら以上稼いだら」という明確なラインも公表されていません。
完全口座凍結【取引口座の利用停止や強制解約もあり得る】
限定凍結よりも重いペナルティーが完全凍結です。完全凍結の対象になると取引口座が完全に凍結され、取引をはじめとした入出金やサービスの利用そのものが一切行えなくなります。
完全凍結の概要は次の通りです。
- 一切の取引ができなくなる(※1)
- 入出金を含むすべてのサービスの利用停止される(※2)
- 口座残高の出金依頼を行うと出金依頼が取り消される
(※1)最小取引額である1,000円の掛け金でも「入力された金額が、購入可能金額を超えています。」と表示される
(※2)ただし、リスク管理部門・コンプライアンス部門による取引口座精査次第で出金できるケースもあり。
ハイローオーストラリアの完全口座凍結は、同業者が定める禁止行為を破ったトレーダーが対象になります。
利用口座が凍結された後は、ハイローオーストラリアのリスク管理部門・コンプライアンス部門による取引口座調査が行われます。
調査の結果によっては、出金できる場合もありますが、基本に入出金ができなくなり、最悪のケースでは、取引で得た利益も没収されてしまいます。
ハイローオーストラリアで口座凍結される6つの禁止事項
次にハイローオーストラリアで口座凍結される禁止事項を具体的に見ていきましょう。
ハイローオーストラリアの禁止事項には次のようなものがあります。
自動売買ツールの使用
ハイローオーストラリアでは、自動売買ツールを利用した取引も禁止されています。
機械的な取引とハイローオーストラリア側に見なされた時点で口座凍結されるので注意が必要です。
また、自動売買と似たツールに「サインツール」がありますが、こちらは使っても問題にはなりません。
ただし、外部ツールを無理やりハイローオーストラリアの取引画面に繋ぎ込んで自動で取引をするのはNGです。
関連記事ハイローオーストラリアのツールは無料と有料どっちがおすすめ?
レートの遅延やフロンロランニングを狙った取引
レートの遅延やフロントラニングを狙った取引も口座凍結の対象になります。
フロントランニングとは
金融商品取引業者(証券会社等)が顧客の注文情報を利用して自己売買することを言います。
普通に取引していても、これらの行為に該当することがあるので注意が必要です。ただ、たまたまそうなってしまったという場合には、特に問題にはならないでしょう。
問題は、明らかに狙って常習的にやった場合です。
バイナリーオプションやFXでは、判定レートの配信元である会社が異なるので、サービス業者によっては、取引画面内に表示されるレートに微妙なズレが生じることがあります。
このズレを意図的に利用して取引を行うことを指します。
ただし、人の目で見てわかるほどのズレは基本的にありません。
レートのズレを利用した取引にせよフロントランニングにせよ、個人でそれを狙って取引できるものではありません。
ということで、普通に取引する分にはまったく心配する必要はありません。
クレジットカードの悪用
クレジットカードの乱用とは、クレジットカードの現金化などの行為です。
例えば、多額の入金をクレジットカードで繰り返し、取引を行わずに出金を繰り返すことで口座が凍結されます。
また、本人名義以外のクレジットカードを使用したり、有効期限がきれたクレジットカードで決済を行うことも禁止されています。
ハイローオーストラリアでは、口座開設時点で本人認証を済ませているはずです。ですから、たとえ家族であっても、自分名義以外のクレジットカードを使うことはできません。
関連記事ハイローオーストラリアで利用できないクレジットカードまとめ
入出金額が異常に多い
取引額に比べて、入出金額が異常に多いとハイローオーストラリア側が見なした場合は、マネーロンダリングを疑われることがあります。
マネーロンダリングとは
日本語でいう「資金洗浄」のこと。麻薬取引、脱税、粉飾決算などの犯罪によって得られた資金(汚れたお金)を、資金の出所をわからなくするために、架空または他人名義の金融機関口座などを利用して、転々と送金を繰り返したり、株や債券の購入や大口寄付などを行ったりすること。
例えば、数百万円単位で入金を行って、あまり取引していないのに多額の出金申請を行うなどの行為が該当します。
また、先ほどクレジットカードの乱用でもお話ししましたが、「クレジットの現金化」もマネーロンダリングを疑われます。出金拒否されることもありますので注意しましょう。
マネーロンダリングを疑われる額は残念ながら明記されていませんが、入金額はご自分の取引に見合った額を入金するようにしましょう。
複数口座の所持
ハイローオーストラリアは原則として、1人1口座の開設しか認めていません。口座が凍結されると、新しく作り直すことはできません。
また、口座凍結に伴う作り直しでない場合でも、「取引手段や方法によって口座を使い分ける」行為や「資金管理やリスク管理のために複数口座を利用する」行為は禁止されています。
複数口座の所持に関しては、裏技的なことを紹介しているサイトもありますが、基本的にやらないほうがいいです。
【関連記事】
当サイトでも、ハイローオーストラリアで複数口座を所持する方法について解説した記事ををご用意していますが、おすすめはしません。あくまで自己責任でお願いします…。
本人確認書類の偽造
ハイローオーストラリアでは、口座開設時に本人確認書類を提出して認証作業を済ませます。
関連記事ハイローオーストラリアの口座開設・登録方法【所要時間3分】
この際に、他人の身分証を提出したりして、偽造を行うと口座凍結の対象になります。
また、本人以外の名義で口座を開設した場合も同じです。たとえ家族や親戚でもあってもダメなので、必ず自分自身の名義で口座開設しましょう。
本人でないことは、入金情報や出金先の銀行の情報を入力する際に分かります。
それ以外にも、バレるような行為がたくさんありますのでとにかく、名義の貸し借りなどはやらないことです。
【関連記事】
本人確認に関する詳細情報は、「ハイローオーストラリアの本人確認ができない原因と有効書類」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
口座凍結される可能性のある5つの行為
禁止行為を意図的にやってしまうと口座凍結されますが、禁止行為と明記されていない場合でも口座凍結される行為がありますので、それも見ていきましょう。
取引に勝ちすぎる
「稼ぎすぎると口座凍結される」という噂はよく聞きますし、事実のようです。
どのくらい稼いだら凍結されるのかは分かりませんが、ハイローオーストラリアの仕組みとして、ユーザーにあまりにも勝たれすぎると儲かりませんので、勝ちすぎるトレーダーというのはハイローオーストラリアにとってありがたくない存在というのは明らかでしょう。
スキャルピング(連打法)
ハイローオーストラリアには、「ワンクリック注文」という機能があります。この機能を使うと、ボタンを1回クリックするだけで、エントリーを行うことができます。
そして、ワンクリック注文を利用して連続したエントリーをすることを「連打エントリー」といいます。
ただし、連打エントリーは、自動売買ツールや機械的な取引とみなされ、口座凍結されることがあるようです。
もちろん、ワンクリック注文自体は取引機能としてハイローオーストラリアが認めているものですが、連打エントリーとみなされるほど乱用すると口座凍結処分となります。
【関連記事】
ハイローオーストラリアにおけるスキャルピング(連打法)については、「ハイローオーストラリアでスキャルピングは有効?真実を話します!」で詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。
マーチンゲール法
ハイローオーストラリアでは、マーチンゲール法を使った取引も禁止されています。
マーチンゲール法とは
「倍掛け法」とも呼ばれ、負けた後に掛け金を2倍にしていくことで、一度勝てさえすればそれまでの損失をすべて取り戻すことができる手法のことです。
ハイローオーストラリアの取引上限額の関係上、20万円以上の取引はできないので、基本的にマーチンゲール法は使えません。ただ、連続でポジションを保有すると、それに近いことはできてしまいます。
意図していなくても、ハイローオーストラリアのマーチンゲールを疑われると口座凍結されるので、やらないようにしましょう。
【関連記事】
マーチンゲール法に関しては、「ハイローオーストラリアはマーチンゲール法が使える?禁断の手法を解説」で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
両建て取引
両建て取引とは
売りと買いの両方のポジションで同時にエントリーすること。ハイローオーストラリアでは、HighとLowで同時にポジションを持つことを指します。
両建取引は、口座利用条件に禁止事項として明記されていますので、両建取引をすると口座凍結の対象になります。
両建注文は取引履歴に残りますので、言い逃れはできません…。
【関連記事】
両建てに関しては、「両建ての原理を活かしたハイローオーストラリア取引手法を紹介」で詳しく解説しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
口座凍結されたことがあるIPアドレスで取引
ハイローオーストラリアではIPアドレスに関する禁止事項もあります。
口座契約条件に記載されていますが、具体的には次の2つです。
- 同一IPアドレスからの複数口座所持
- 国外IPアドレスからの取引口座へのログイン
ハイローオーストラリアでは、原則1アカウントにつき1つの取引口座の所持しか認められていません。
そのため、ハイローオーストラリアはグローバルIPアドレスを利用して複数口座からの取引を監視しています。
ですから、家族であっても同じグローバルIPアドレスを使い取引を行うことは契約上は禁止行為に該当します。
また、居住国以外からのIPアドレスから取引を禁止することも禁止しています。どういうことかというと、日本在住の場合、アメリカなどの海外のIPアドレスを使って取引することはできないんですね。
これらのことがハイローオーストラリア側に分かると口座凍結処分となりますので、注意しましょう。
【関連記事】
少しニッチな内容ですが、ハイローオーストラリアのIPアドレスに関する禁止事項について別記事で解説しているので、興味のある方は参考にしてみてください。
ハイローオーストラリアで口座凍結されないための対策
口座凍結されると取引もできなくなりますし、最悪の場合は、利益も没収されるので絶対に避けたいものです。
そこで、口座凍結にならないためにはどうすればいいかについて先程までの解説も踏まえておさらいしておきましょう。
- ハイローオーストラリアの禁止事項を把握する
- 疑われる行為をしない
ハイローオーストラリアの禁止事項を把握する
口座凍結されないためには、なぜ口座凍結が行われるのか、どのような行為が口座凍結の対象となるのかを把握しておくことが大切です。
特に、禁止事項に関しては誰でも読める場所に記載されていますので、きちんと目を通しておきましょう。
口座が凍結された後で「見ていなかった」「知らなかった」といった言い訳はできません。ハイローオーストラリアで取引を開始する際は必ず目を通すようにして下さい。
疑われる行為をしない
禁止されていても自動売買ツールの利用やマーチンゲール法を使う人は多いので注意が必要です。「これくらいばれないだろう」と思うのかもしれませんが、ほぼ間違いなくバレますのでやめましょう。
ハイローオーストラリアは取引履歴を管理しています。そもそもマイページ内の取引履歴から過去の取引を遡ってPDFやCSVをダウンロードできるというのがそういうことです。
特に、にマーチンゲール法の様な取引金額が取引毎に倍増していくようなものであれば、履歴からすぐに判別することができます。
口座の凍結を解除する方法はあるのか?
結論から言うと、一度口座凍結されてしまうとそれを解除できる方法は基本的にはありません。
ですから、口座凍結されないようにすることが第一ですが、万が一口座凍結されてしまったら、次のことを試してみましょう。
- 口座残高を全て出金する
- 自分に非がないならサポートに問い合わせる
口座残高を全て出金する
先ほどもお話ししたように、ある程度の利益を上げられるようになると、良くも悪くもハイローオーストラリアにはチェックされるでしょう。
その分、口座凍結のリスクも高くなると覚悟しておきましょう。
もし口座凍結された場合、出金できるのであれば全額出金しましょう。
限定口座凍結であれば入出金は制限なく行えます。ただし、ハイローオーストラリア側の判断によっては、出金にも制限がかけられてしまうことも考えられます。
関連記事ハイローオーストラリアの出金手順と出金拒否の原因まとめ
自分に非がないならサポートに問い合わせる
口座凍結された理由がまったく思い当たらないのなら、口座凍結の原因をハイローオーストラリアに問い合わせてみましょう。
ハイローオーストラリアは、メールやライブチャットで対応してくれます。
規約違反していたり、取引方法に問題があった場合は、解除してもらうのは難しいかもしれませんが、理由によっては交渉の余地があるかもしれません。
【関連記事】
詳しい取り合わせ方法に関しては、「ハイローオーストラリアの問い合わせ方法は全部で2種類」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ハイローオーストラリアの口座凍結に関して解説しましたが、いかがだったでしょうか?
知らず知らずにうちに禁止行為に抵触してしまい口座凍結されてしまうケースが多いようですので、ハイローが定める禁止行為についてしっかり把握しておきましょう。
くどいようですが、最後にもう一度禁止行為についておさらいしておきましょう。