ハイローオーストラリアで複数口座を作る禁断の方法を紹介
バイナリーオプションの規制強化の流れから、多くの業者がバイナリー業界から撤退しています。
そういった背景からか、リスク分散のために複数口座を所持したがるトレーダーが多くいるようですね。
そこで今回は、ハイローオーストラリアでの「複数口座」に焦点を当てて解説していきます。
「どうしても複数口座を作りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
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【関連記事】
口座を開設する詳しい手順については、「ハイローオーストラリアの口座開設・登録方法【所要時間3分】」でまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
ハイローオーストラリアは複数口座所持できるのか?
結論から言うと、ハイローオーストラリアでは複数口座を所持することは禁止されています。
まずは、この点について深堀りしていきましょう。
利用規約にもはっきりと明記
ハイローオーストラリアで複数口座の所持が認められていないことは公式に明記されていることでもあります。
具体的には次のように定められています。
口座の強制解約について
以下の事由に一つでも該当する場合、口座が強制的に解約されます。
- レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
- 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると弊社が判断する場合
- クレジットカードの乱用が認められた場合
- 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合
- 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合
- 同一人が複数口座を開いたことが確認された場合(両方の口座を解約することがあります)
複数の口座を所持しているとハイローオーストラリア側にみなされた場合、2つ目の口座を強制解約、もしくは最初に開設した取引口座も強制解約処分になる可能性があります。
関連記事ハイローオーストラリア口座の解約方法と強制解約について
一度強制解約されてしまうと、基本的に口座が復活することはありませんので注意しましょう。また、強制解約されてしまうと利益額も没収されてしまう可能性があります。
このことは口座開設を行う際に同意する利用規約にも明記されています。
第3章取引方法 3.1.
商品は同種口座を1つのみ保有するお客様に提供される商品であり、ご利用にあたっては2 つ目以降の口座の開設を固くお断りします。当社の絶対的な裁量により実質上既存のお客様が保有する2 つ目以降の口座を認定した場合、当該口座を閉鎖する権利を留保します。
このように、利用規約にもばっちり記載されているので、知らなかったは通用しません。
ということで、残念ながらハイローオーストラリアでは複数口座を持つことはできません。
バレたら口座の凍結も十分ありえる
繰り返しますが、複数口座を所持していることがハイローオーストラリア側にバレると口座凍結の対象になる可能性があります。
このことも規約でしっかりと確認しておきましょう。
以下の事由に一つでも該当する場合、口座を強制的に解約されます。
- レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
- 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると弊社が判断する場合
- クレジットカードの乱用が認められた場合
- 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合
- 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合
- 同一人が複数口座を開いたことが確認された場合(両方の口座を解約することがあります)
ご覧の通り、複数口座の所持は強制解約の対象なのです。
関連記事ハイローオーストラリアで口座凍結される禁止事項と注意すべき行為まとめ
システム上は可能?
実は、ハイローオーストラリアではシステム上複数口座を作ることができるんです。
詳しく解説します。
ハイローオーストラリアの口座契約条件には次のような記載があります。
3.本口座 3.1.
当社はお客様に提供する本金融取引または金融サービスに関して一つまたは複数の本口座を開設することができます。当社は理由を説明することなくお客様の口座開設要求を拒絶する裁量権を持ちます。
はっきりと「複数口座を開設できる」と書いてありますね。さらに、口座開設要求を拒絶する裁量権についても書かれていますのでご紹介します。
3.本口座 3.3.
お客様が本契約条件に従って行われる本取引は、当該金融商品または金融サービスのために当社が開設する関連口座に記録されます。お客様が別の本口座の開設を当社に特別に要請されない限り、お客様は1口座のみを保有するものとみなされ、お客様に提供された各金融商品または金融サービスに関する本取引は当該口座に記録されます。
3.本口座 3.5.(b)
(b)また、当社は複数の本口座を(報告や証拠金の管理のため、またはその他の本契約条件に従って)一括することができますが、お客様は一括した本口座に関する報告を直ちに入手できないことがあります。
上記を要約すると、システム上は複数口座開設・再登録はできるが、ルールでは認めていないから、2つ目以降の口座開設要求は拒否する権利が運営側にあるということです。
さらに、2つ目以降の口座に関しては、「特別に要請して認められていないものは、最初に開設した口座に一括してまとめることができます」とも書かれています。
ルールで禁止しているなら、そもそもシステム的に複数口座開設できないようにしてほしいですが、何らかの理由でそれができないからルールで禁止しているという感じでしょう。
ハイローオーストラリアで複数口座を作る方法
ここでは、「どうしても複数口座を所持したい!」という方のために、複数口座をを作る方法について、クリーンな方法ときわめて黒に近いグレーゾーンな方法の2種類ご紹介します。
別の業者で口座開設して併用する
まず安全に複数口座を所持する方法ですが、ハイローオーストラリアで一つ口座を開設し、他の業者でも口座を開設することです。
ハイローオーストラリア内で複数口座を所持することはリスクが高すぎますし、そもそもがルール違反なのでやはりすべきではありません。
ということで、メインでハイローオーストラリアに口座を開設し、サブで別の業者で口座を持ちましょう。
サブとして、口座を開設するのにおすすめの業者は「ザオプション(The option)」です。
せっかくですので、ザオプションについても簡単に説明しておきます。
ザオプションとは
エストニア共和国が運営している業者で、エストニア金融監督庁のライセンスを所持しています。
- 分別管理を行っている
- 日本語対応している
- 業界トップクラスのペイアウト率
などの特徴があり、ハイローオーストラリアと似た点が多いです。
ただ、ハイローオーストラリアをあくまでメインとすべきだと個人的に思うのは、ザオプションは出金手数料が発生するからです。
ザオプションでは、通常以下の出金手数料が発生します。
- ビットウォレット:出金額の4%
- クレジットカード:一律1,000円
- 銀行口座:一律2,000円
出金手数料はこまめに出金して資金管理したい人などにはネックになるかもしません。
また、ペイアウト率の点でもハイローオーストラリアのほうが高いので、やはりハイローオーストラリアをメインとすべきでしょう。
お試しができるかという点では、ザオプションにも「フリーデモ」というデモ取引サービスが用意されています。
ということで、バイナリーオプションで複数口座開設するなら、メインはハイローオーストラリア、サブはザオプションをおすすめします。
他人から口座貸ししてもらう
もう一つの複数口座所持パターンが、「他人名義を借りて口座を開設する」というものです。
こちらは、居住地や本人確認書類がまったく異なるものになりますので複数口座とはみなされません。ですから、口座開設自体は問題ありません。
問題は、その他人名義の口座で利益が出たときです。
利益が出るとその口座開設者に税金が発生します。ハイローオーストラリアでは本人名義の口座以外の銀行口座に出金できないことになっています。
そのため、名義を貸した人が税金を払わなければならなくなります。
さらに、口座で出た利益をあなたの口座に移すとなると、その額によってはあなたに贈与税が発生します。
口座名義人(口座開設者・名義を貸した人)
- ハイローオーストラリア→あなたの口座:出金不可
- ハイローオーストラリア→口座開設者の口座:出金可
ハイローオーストラリア→口座開設者の口座→あなたの口座
※贈与税が必要(年間110万円を超える場合)
関連記事ハイローオーストラリアの税金計算・節税方法・最新の税制度をまとめて解説
ということで、利益が出た場合、名義を貸した人が納税しなければならないということは、名義を借りる前にきちんと伝えておかなければならないでしょう。
さらに、利益が出た場合にそれをすんなりあなたの口座に移してくれるか?という疑問もあります。ここは相当な信頼関係が必要ですね。トラブルの匂いがします…。
ちなみに、グローバルIDを辿れば複数口座を開設していることはバレてしまいます。
他人名義の口座を作る場合のポイントをまとめると次の通りです。
- 他人名義で口座は開設できるが、出金できるのは口座開設者名義の銀行口座のみ
- 利益が出た場合の課税対象者は口座開設者
- 口座開設者から受け取った利益の額が110万円以上なら贈与税が発生する
- グローバルIDを辿れば複数口座であることはバレる
他人名義の口座貸し(借名取引)は犯罪
ちなみに、他人の名義を借りて口座を開設して取引することは実質可能ですが、「借名取引」という名の付いた立派な犯罪行為です。
借名取引とは
口座名義人とその口座で行われる取引の効果帰属者が一致しない取引のこと。
例えば、顧客が架空名義あるいは他人の名義を使用してその取引の法的効果を得ようとする取引をいう。自主規制規則においては、証券会社が顧客の取引が仮名取引であることを知りながら受託することを禁止している。
バレると、ハイローオーストラリアからだけでなく法律的にも罰則を課せられるので、個人的には絶対におすすめしません。
ハイロー複数口座に関するよくある質問
最後にハイローオーストラリアでの複数口座所持について、よく見かける質問について回答します。
夫婦別々で口座を所持できますか?
A.一見よさそうに思えますが、これはルール違反です。
というのも、口座契約条件に次のように記載されているからです。
解釈 2.2. 禁止行為
(n)同一のIPアドレスから複数の口座への取引
(o)単一のデバイスからの、複数の取引口座での取引
要するに、同じIPアドレスからの複数口座での取引や単一デバイスからの複数口座での取引は禁止ということです。
そのため、たとえ家族間で取引口座を共有していない場合でも同じ家のグローバルIPは当然同じなので、同居している夫婦間で別々にハイローオーストラリアで口座開設して、それぞれで運用している場合でも禁止行為に該当してしまうのです。
関連記事ハイローオーストラリアのIPアドレスに関する禁止事項まとめ
ハイローオーストラリアでは、原則一人につき一つの取引口座がルールです。同居している夫婦や家族で別々に口座を所持して取引したい場合は、運営側に相談してみるといいでしょう。
それが面倒なら、夫がハイローオーストラリアで取引するなら、妻は別の業者で口座開設するなどの対策を講じましょう。
ポイントをまとめると次の通りです。
- 家族名義で口座を開設するとIPアドレスが重複するため複数口座を所持しているとみなされて口座凍結・強制退会・利益額の没収などの厳しいペナルティーを受ける危険性が高い
- 別居している家族に関してはIPアドレスが異なるので家族間でも口座開設ができる
再登録は可能ですか?
A.再登録できるかどうかは解約の理由によって異なります。
ハイローオーストラリアを解約した理由としては、次の2つが主に考えられます。
- 自分で事情があって解約した
- ハイローオーストラリアから解約された
自分で解約した場合は、口座を解約した日から1年以上経過していればハイローオーストラリアでの再登録が可能です。
ちなみに、2019年にハイローオーストラリアは口座の移行が行われましたが、この際に手続きをせずに解約された人も再登録できます。
口座移行については、「ハイローオーストラリアの撤退の可能性と今後の動向について」で詳しく解説しています。
もう一つの解約理由が問題で、「ハイローオーストラリアから解約された」というパターンです。こちらは基本的にどんな理由であれ再登録は不可能です。
そもそも、ハイローオーストラリアから解約されるというのは、ハイローオーストラリアの利用規約等のルールに反する行為をした場合くらいです。
ルール違反した人が厳しく罰せられるのは当然です。したがって再登録できないのも当たり前です。
なお、再登録不可の禁止行為には次のようなものがあります。
- レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
- 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると弊社が判断する場合
- クレジットカードの乱用が認められた場合
- 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合
- 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合
- 同一人が複数口座を開いたことが確認された場合(両方の口座を解約することがあります)
自覚なく違反行為をやった場合も、強制解約されれば再登録はできません。
ハイローオーストラリアには、名前とIPアドレスが記録されていますので黙って再登録しようとしても拒否されるでしょう。
ということで、まとめると次のようになります。
- 自主解約後1年以上たっていれば再登録できる
- 強制解約されたら再登録もできない
関連記事ハイローオーストラリア口座の解約方法と強制解約について
まとめ
ハイローオーストラリアで複数口座を所持する方法について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
複数口座の所持は、規約では禁止されているがやろうと思えばできるというのが結論でした。
ただし、凍結のリスクを負ってまで複数口座を作るメリットはないので、どうしても複数口座を作りたいなら別の業者と併用するのがおすすめです。
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