ハイローオーストラリアはマーチンゲール法が使える?禁断の手法を解説
こんにちは!管理人の倍賞(@NariyukiBaisyou)
突然ですが、「マーチンゲール法」と呼ばれる取引手法をご存知でしょうか?
ギャンブルなどでよく使われる手法なのですが、ハイローオーストラリアでも有効だという噂をたまに耳にします。
そこで、噂の真相を確かめるべく、ハイローオーストラリアにおけるマーチンゲール手法について徹底調査しました。
マーチンゲール法とはどんな手法なのか?
マーチンゲール法とは
「倍掛け法」とも呼ばれ、負けた後に掛け金を2倍にしていくことで、一度勝てさえすればそれまでの損失をすべて取り戻すことができる手法のことです。
カジノなどで、勝率50%・配当が2倍のもによく使われる戦略ですが、バイナリーオプションも二者択一の取引方法なので、この手法がある程度有効だと言われています。
一言で言えば「勝つまで辞めない倍々法」です。理論上、勝つまで辞めなければ負ける事がないため、「必勝法だ!」という人もいます。
ハイローオーストラリアでも有効で、ペイアウト率1.85倍の取引でマーチンゲール法を行うと次のような結果になります。
例)ペイアウト率1.85倍でマーチンゲール法で取引した場合 | |||
---|---|---|---|
回数 | 掛け金 | 取引結果 | 損益 |
1回目 | 10,000円 | 負け | -10,000円 |
2回目 | 20,000円 | 負け | -30,000円 |
3回目 | 40,000円 | 負け | -70,000円 |
4回目 | 80,000円 | 勝ち | 78,000円 |
とにかく、勝つまで掛け金を倍にしていけばいいだけなので、なんの戦略もいらないですが、ご覧の通り、負けがかさむと掛け金が膨大な額になるというデメリットがあります。
マーチンゲール法はハイローオーストラリアで有効なのか?
1回でも勝つことができれば損失を一気に取り戻せるので、非常に魅力的な取引方法ですが、バイナリーオプションの場合はよく考えて使わなければならないのも事実です。
その理由をいくつか説明します。
損失を挽回できるのは3回目まで
実は、ペイアウト2倍以下の取引でマーチンゲール法を使っていると、いずれは損失を出してしまいます。
先ほどのペイアウト率1.85倍と想定してマーチンゲール法を用いた取引の続きを見てみましょう。
例)ペイアウト率1.85倍でマーチンゲール法で取引した場合 | |||
---|---|---|---|
回数 | 掛け金 | 損益 | |
1回目 | 10,000円 | 8,500円 | |
2回目 | 20,000円 | 7,000円 | |
3回目 | 40,000円 | 4,000円 | |
4回目 | 80,000円 | -2,000円 | |
5回目 | 160,000円 | -14,000円 |
4回目以降は勝っても利益がマイナスになることが分かりますね。
つまり、ハイローオーストラリアでは4回目以降もマーチンゲール手法を続けると、損失を抱えるリスクだけが大きくなるのです。
確度の低いエントリーを繰り返してしまう
マーチンゲール手法は、ある意味何も考えずにエントリーできるので、根拠が薄いポイントでもエントリーをしてしまう可能性があります。
ギャンブルでマーチンゲール法が有効なのは、配当率が50%以上であるというだけでなく偶然性に賭けるからです。
しかし、バイナリーオプションが投資の対象とする為替相場にはパターンがありますので、そのパターンから外れたエントリーをしていては絶対に勝てません。
関連記事ハイローオーストラリアにおけるテクニカル分析の必要性とおすすめインジケーター
資金管理が甘くなる
これは、どちらかというと心理的な問題ですが、最初のエントリー額は1000円にしていても、マーチンゲール法で2000円⇨4000円と取引額を上げていくことで、自己資金に対するリスク許容度がどんどん大きくなってしまいます。
そのため、高額エントリーをしてたまたま勝てた場合、味を占めてまた同じことを繰り返して最終的に大損する人は多いです。
先ほどのシミュレーションからも察しがつくと思いますが、マーチンゲール法は大きな資金を必要としますので、金銭的に余裕がある人にしかできない方法でもあるのです。
関連記事ハイローオーストラリアの資金管理は単利と複利で考えよう!
ハイローオーストラリアでマーチンゲールはできない?
ハイローオーストラリアではマーチンゲール法は禁止されていません。
ただ、ハイローオーストラリアの取引ルール上、度を越したマーチンゲール法は実質不可能です。
というのも、ハイローオーストラリアには、
- Highlow
- Highlowスプレッド
- Turbo
- Turboスプレッド
の4種類のオプション取引がありますが、1つのオプションにつき取引上限額は500万円までと制限されています。
また、1エントリーの取引上限額は20万円までという制限が設けられているので、1度の取引で500万円のエントリーはできず、上限額(20万円)で500万円分の取引を行う場合は実質25回のエントリーが必要です。
さらに、すべてのオプションで500万円(4種類のオプションで合計2,000万円)の取引ができるのではなく、オプション合計の上限は1,500万円までとなっています。
各上限金額をまとめると以下の通りです。
- 1エントリー上限:20万円
- 1オプション上限:500万円
- オプション合計上限:1,500万円
資金的に余裕がある人でも、ハイローオーストラリアでは上限が設定されているので、マーチンゲール法を使い続けることは事実上できないのです。
各取引オプションの詳細については、「ハイローオーストラリアのやり方・取引方法・便利機能をまとめてご紹介」で解説しています。
凍結の対象になる?
繰り返しますが、ハイローオーストラリアではマーチンゲール法は禁止されていません。
ただ、マーチンゲール法を用いた取引を常習的に行っていると取引口座が凍結される危険性はあります。
ハイローオーストラリアの利用規約を一度確認してみましょう。
7.3.いかなる理由によっても、(当社がブラックボックス取引、スキャルピングまたはその他の類似の取引手法と認定した場合を含みますが、それらに限りません)任意の注文の拒絶、制限、指示また注文指示を受けた後条件追加を行うことができます。
7.4.当社は、以下の場合に本注文を取り消すか変更することができます。
(c)お客様のアカウント上で「禁止行為」が行われたまたはお客様が「禁止行為」に参加または介入したとの疑念を当社が持った場合。
どうやら、以前ハイローオーストラリアで使われていたブラックボックス取引(システムトレード・自動売買)がマーチンゲール法を使用する手法だったということで、マーチンゲール法=自動売買という認識をされているようなんです。
https://twitter.com/datemankun/status/1127288502771519489
https://twitter.com/comasan_muso/status/1469897801324961792
関連記事ハイローオーストラリアで口座凍結される禁止事項と注意すべき行為まとめ
ハイローオーストラリアがマーチンゲールなんて使わなくても稼げる
これまでの話で、ハイローオーストラリアではマーチンゲール法はあまり有効ではないこと、あまり歓迎されている手法ではないことはご理解いただけたかと思います。
そもそもハイローオーストラリアはマーチンゲール法など使わなくても稼げるバイナリーオプション業者です。
最後にその理由をご紹介します。
デモ取引がある
ハイローオーストラリアには、リアル取引と同じ環境で取引を体験できるデモ取引があります。
デモ取引をするための手続きは10秒くらいで終わるので、すぐにでも練習することができます。
ハイローオーストラリアのデモ取引は、リアル取引との違いがほとんどないので、プロの攻略法を試してみたり、チャートを理解するのに活用するといいでしょう。
なんとなくやっていては実力はつきませんが、リアル取引をしているという気持ちで取り組めばかなりの実力がつくでしょう。
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【関連記事】
ハイローオーストラリアのデモ取引については、「ハイローオーストラリアのデモトレードで取引練習する方法」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ペイアウト率が業界トップレベルである
バイナリーオプションで利益を出す仕組みの要は「ペイアウト率」です。
ペイアウト率とは
投資額に対する払い戻し率のことをいいます。ペイアウト率が高いほど利益率も良くなります。
ハイローオーストラリアはペイアウト率が高いことでも有名な海外バイナリーオプション業者です。
特に注目すべきは「最低ペイアウト率」です。
ペイアウト率は、どの業者もトレーダーの勝率が高い取引ほど低い傾向にあります。
そう考えると、最低ペイアウト率が他のバイナリーオプション業者よりも高いというのは、初心者でも有利な条件で取引できるということを意味しているのです。
関連記事ハイローオーストラリアのペイアウト率の紹介と収益との関係性
業界トップクラスの安全性
ハイローオーストラリアは、金融ラインセンスを取得しています。さらに、賠償責任保険にも加入しているので「信頼性」という面でも安心できる業者です。
金融ライセンスに関しては、マーシャル諸島共和国事業会社法に従ったライセンスを取得しています。
日本の金融庁の認可は受けていませんが、日本の金融庁の監督下に入ると従来のサービスを提供できなくなるので、日本の金融ライセンスは受けていないと考えられます。
また、ハイローオーストラリアはロイズ保険組合の賠償責任保険に加入していて、ハイローオーストラリアが万が一倒産してしまった時にも、投資家の投資資金を保証されます。
また、資金管理に関しては「分別管理」をしています。
分別管理とは
トレーダーから預かった資金と会社の運用資金を分けて管理することです。
分別管理が行われていないと、投資資金が会社の運用資金として使い込まれる危険性がありますが、ハイローオーストラリアの場合はその心配がありません。
関連記事ハイローオーストラリアは安全な業者?危険性を考察してみた
まとめ
ハイローオーストラリアにおけるマーチンゲール法について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
結論、マーチンゲール法はギャンブル要素が高いためおすすめできません。
そんな不安要素の多い手法に頼らなくても、ハイローオーストラリアは正攻法でしっかり勝てる業者です。