ハイローオーストラリアにおけるテクニカル分析の必要性とおすすめインジケーター
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]こんにちは!サイト管理人の倍賞成行(@NariyukiBaisyou)![/word_balloon]
この記事では、為替チャートの値動きを予測する『テクニカル分析』についてお話します。
- テクニカル分析で見るべきポイント
- テクニカル分析におすすめのインジケーター
- テクニカル分析をする際の注意点
バイナリーだけに限らず、為替を対象とする投資全般においてテクニカル分析は絶対に必要な知識です。
もちろん、ハイローオーストラリア取引においても、最も重要な知識と言っても過言ではありません。
そんなテクニカル分析について、初心者にも分かりやすいように解説していきます。
テクニカル分析の必要性と見るべきポイント
ハイローオーストラリアというか、バイナリーオプションは為替相場を対象とした投資です。
為替相場というのは、気まぐれに上下しているのでなく投資家の心理が反映されたものなので、れっきとしたパターンがあるのです。
テクニカル分析はそのパターンを見つけ出すための方法です。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]つまり、テクニカル分析をしないということは投資ではなくただのギャンブルをしているようなものなのです![/word_balloon]
また、テクニカル分析はチャートパターンを単純に目の前の相場に当てはめて為替が上がるか下がるかを予想するだけのものではありません。
テクニカル分析には見るべきポイントがいくつかあります。ポイントは以下の通りです。
- 相場の状況
- 投資家の心理状況
相場の状況
相場にはきちんと流れや傾向があります。
ハイローオーストラリアを始めるにあたって、実際に取引をする前にまずチャートを注意深く見て、どのパターンでどのテクニカル分析が役に立つかピンとくるようになりましょう。
チャートは見ているうちに、何回も出てくるパターンがあることなどに気付くと思います。それに対して的確なテクニカル指標を用いることができるようになれば、次にどう為替が動くか、あるいは、為替が動いた理由が分かるようになり、チャートの動きの根拠が思い当たるようになってきます。
これがテクニカル分析の基本です。
投資家の心理状況
チャートのパターンというのは、世界中の投資家の思惑の揺れを表しています。
相場を動かしている投資家の心理に目を向けられるようになると、「どのテクニカル分析が一番意識されているか?」などもなんとなく読み解けるようになります。
【具体例】
利確したいと思う投資家が多くなり相場が過熱すると、トレンドは下降します。その予兆は下ヒゲの長い陽線としてあらわれ、次に、陰線へと転じていきます。
また、長期的な視野に立てば、アメリカの失業率が上がればアメリカの景気低下を予測する投資家が多くなるので、ドルは売られ、トレンドは下落します。
このように、相場がどうしてそう動くのかを深堀りしていくと、今多くの投資家がどのテクニカル指標を意識しているかが掴めてくるはずです。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]ちなみに、具体例の下ヒゲや陽線といった言葉はローソク足のことです!詳しくは以下の記事で解説しています![/word_balloon]
関連記事ハイローオーストラリアはローソク足の知識が必須?簡単解説してみた!
テクニカル分析に必須のインジケーターとは
インジケーターとは
為替のチャートから新たに数値を割り出し、エントリーの補助をするデータのことです。
テクニカル分析には欠かせないもので、バイナリーオプションだけでなくFXや株式でも利用されています。
中でも、FXはバイナリーオプションと同じ為替を対象とした投資なので、FXで使われているインジケーターはバイナリーオプションでもよく用いられます。
ちなみに、インジケーターはMT4という無料ツールをインストールすることで、無料で使うことができるので、ぜひインストールして実際にインジケーターを触ってみることをおすすめします。
関連記事ハイローオーストラリアにMT4は必須!導入手順や便利な使い方を解説
なお、インジケーターは次の2つのカテゴリーに分けることができます。
- オシレーター系
- トレンド系
簡単に説明すると、絶対ではありませんが、オシレーター系のインジケーターはレンジ相場の時に主に役立ち、トレンド系のインジケーターはトレンド相場の時に役に立つことが多いです。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]もう少し詳しく説明していきましょう![/word_balloon]
オシレーター系インジケーター
オシレーター系は、相場の上がりすぎ(or下がりすぎ)を判断し、相場の反転を予測します。
トレンドの転換点やトレンドに入っていないときの相場の動きを知らせてくれるインジケーターです。
オシレーター系に分類されるインジケーターには「RSI」や「ストキャスティクス」があります。
トレンド系インジケーター
トレンド系は、今の相場が上昇(or下降)傾向にあるかを判断し、今後も上昇(or下降)すると予測するインジケーターです。
トレンドに突入したかどうかを判断でき、トレンドの相場を予測します。
トレンド系として挙げられるのは「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」などがあります。
テクニカル分析するのにおすすめのインジケーター3選【初心者向け】初心者がテクニカル分析する際にまず押さえておくといいと個人的に思うインジケーターは以下の3つです。
- 移動平均線
- RSI
- ボリンジャーバンド
なお、テクニカル分析を行う場合は複数のインジケーターを組み合わせるほうがエントリーの確度は上がります。
それでは、どのように組み合わせてテクニカル分析を行っていくのかを簡単に説明します。
RSIと移動平均線を組み合わせたテクニカル分析
RSIとは
「Relative Strength Index」の略称で、相場の買われすぎ・売られすぎを判断するインジケーターです。0~100%という値で形成されており、一般的には、70%以上になると、相場は買われすぎ、30%以下であれば、売られすぎと判断し、70%以上になったらLOWでエントリー/30%以下になったらHIGHでエントリーといった使い方をします。
関連記事ハイローオーストラリアはRSIと15分取引の組み合わせで攻略!
移動平均線とは
「クランビルの法則」で知られるアメリカのJ・E・グランビルが発明したテクニカル指標です。移動平均線はローソク足とよく一緒に使われますが、日足などの値(終値)を一定期間分平均化した値をプロットしたものです。
移動平均線はトレンド系のインジケーターですが、移動平均線からローソク足がかい離するという現象に着目するというテクニカル分析の仕方もあります。
この特徴を生かして、RSIと組み合わせてテクニカル分析を行う方法をご紹介します。
まず、RSIの設定値について。
- レベルは30と70
- 期間は14
エントリー条件は次の通りです。
- RSIが70以上
- 移動平均線からローソク足がかい離している
- RSIが30以下
- 移動平均線からローソク足がかい離している
下図の赤丸のようなチャートパターンであればエントリーしてみましょう。
こちらのテクニカル分析は、弱いトレンドが発生している状況下で有効です。
RSIとボリンジャーバンドを組み合わせたテクニカル分析
ボリンジャーバンドとは
真ん中の移動平均線を元に、上下に変化するバンドを表示したインジケーターのことです。ボリンジャーバンドはチャートの大半がこのバンド中に収まるという統計学がベースにあります。
使い方としては、ローソク足が上下のバンドにタッチしたときに、上バンドタッチならLOWエントリー/下バンドタッチならHIGHエントリーします。
この際のRSIとボリンジャーバンドの設定は次の通りです。
- レベルは30と70
- 期間は14
- 期間21
- 偏差2と偏差3両方設定
この2つのインジケーターを組み合わせてテクニカル分析する際には、次の3つの条件を満たす必要があります。
- RSIが70の値を上抜けしたことを確認
- ロウソク足がボリンジャーバンド+3σ にタッチする
- 2の次のローソク足が陰線で終わる
こうなったら、3のローソク足の次のローソク足の始値でLOWエントリーします。
- RSIが30の値を下抜けしたことを確認する
- ローソク足がボリンジャーバンドをボリンジャーバンド-3σにタッチする
- 2の次のローソク足が陽線で終わる
これらが揃ったら、3のローソク足の次のローソク足の始値でHGIHエントリーします。
下図をご覧ください。こちらは、LOWエントリーの条件が揃っていることが分かりますね。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]つまり、次のローソク足の始値でLOWエントリーです![/word_balloon]
実際、次のローソク足は陰線になっており、下降トレンドが始まっているのが分かります。
なお、LOWでエントリーする場合もHIGHでエントリーする場合も、経済指標の発表前後1時間は取引を控えてください。
詳しい理由については以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事ハイローオーストラリアは経済指標を避けるべき?重要指標6選
ハイローオーストラリアでテクニカル分析する際の注意点
テクニカル分析のやり方がなんとなくご理解いただけたでしょうか?
さらに、次のようなことを注意すると勝率は上がると思いますので、ご紹介します。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]それぞれ詳しく見ていきましょう![/word_balloon]
複数のインジケーターを併用する
1つのインジケーターだけでハイローオーストラリアを攻略するのは難しいです。個人的には、2つ以上のインジケーターを使うことをおすすめします。
というのも、インジケーターも人が作ったものなので万能ではないからです。
「ダマシ」に遭う可能性も十分考えられます。
ダマシとは
別名「ノイズ」とも言い、テクニカル分析で予測したのとは全く違う方向に値動きする現象のことです。突発的に起こることが多く、ダマシを予測することはほぼ不可能です。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]特に、30秒や1分と言った超短期取引でダマシが起きてしまうと対応しきれずにそのまま負けてしまうことが多いです![/word_balloon]
[word_balloon id="3″ size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]超短期取引の天敵ですね…[/word_balloon]
ダマシにあう可能性を減らすという意味でもインジケーターは2つ以上を組み合わせましょう。
ファンダメンタルズ分析も忘れずに
ファンダメンタルズ分析とは
企業、もしくは国ごとの経済状況(経営状況)を表す指標をもとに、為替の値動きを予測する方法のことです。
ファンダメンタルズ分析のポイントをまとめると以下のとおりです。
- 経済の基礎的な要因を分析することで相場の今後の動きを予想する分析方法
- 各国の経済指標や政策金利の動向・要人の発言などを分析する方法
「経済の基礎的な要因」を具体的に挙げると主に次のようなものがあります。
- 雇用統計
- FOMC
- FRB議長の記者会見
- ヨーロッパ中央銀行の総裁会見
- 国際収支
- 為替介入
ちなみに、ファンダメンタルズ分析に使う情報は、公にされているものがほとんどです。
つまり、ファンダメンタルズ分析に必要な情報には誰でもアクセスすることができるのです。
ただし、そこからファンダメンタルズ分析を正確に行えるかどうかは別問題です。
テクニカル分析だけに頼りがちな人がよくやってしまうミスとして、負けをすぐに取り戻そうとして負けを重ねるというものがあります。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]短期的な視野に立ってしまうと、どうしてもこうなってしまいます![/word_balloon]
テクニカル分析の弱点と言っていいでしょう。そして、この弱点を補完するのがファンダメンタルズ分析のマインドです。
ファンダメンタルズ分析は、中長期的な視野に立った戦略を立てるのに使います。
つまり、ファンダメンタルズ分析の手法も駆使できる人なら、負けが込んでも長期的な視野に立ち、次のチャンスを待つことができるのです。
テクニカルとファンダメンタルズの両方を併用できると勝率はグッと上がるので、ファンダメンタル分析も欠かさないようにしましょう。
【関連記事】
ファンダメンタル分析をする上で役立つ指標に『経済指標』があります。詳しくは「ハイローオーストラリアは経済指標を避けるべき?重要指標6選」で解説しているので、是非参考にしてみてください。
テクニカル分析の習得方法
最後に、テクニカル分析ができるようになるための方法についてご紹介します。
- 本やアプリで勉強する
- デモトレードで検証してみる
本やアプリで勉強する
ハイローオーストラリアでテクニカル分析をするには、まず、本やアプリで基本的な知識を身につけましょう。
ただし、バイナリーオプションに関する勉強用の本やアプリはとても少ないです。
そのため、FXに関して解説している本やアプリを活用するといいでしょう。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]FXもバイナリーも為替相場を予測する投資なのでテクニカル分析のやり方は変わりません![/word_balloon]
勉強方法については、「ハイローオーストラリアのおすすめ勉強法9選【初心者必見】」でも詳しく解説しているので、
デモトレードで検証してみる
デモトレードとは
仮想資金を使って本番と同じ環境でバイナリーオプション取引の体験ができる「お試し口座」のことです。
ハイローオーストラリアには、「クイックデモ」と呼ばれるでもお試しデモ口座を無料で利用することができます。
関連記事ハイローオーストラリアのデモトレードで取引練習する方法
デモトレードの最大の魅力は、実際に自分のお金を使う前に、無料で気になる手法を検証することができるという点です。
検証ですから、振り返りはきちんと行いましょう。
[word_balloon id="3″ size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]振り返りは具体的に何をすればいいの?[/word_balloon]
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]ノートやエクセルなどにトレオード記録をまとめましょう![/word_balloon]
デモトレードで検証をし、振り返りをするというのはテクニカル分析の腕を上げるのに非常に有効です。
まとめ
ハイローオーストラリア取引において重要なテクニカル分析について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
為替の値動きを予測するバイナリーオプションでは、テクニカル分析は"絶対"に必要不可欠です。
「これからハイローで取引を始めたい」
「ハイローでなかなか勝てない」
という人は、テクニカル分析に関する基礎知識を身に着けてから取引にチャレンジしてみましょう。