ハイローオーストラリア30秒取引の攻略手法3選
こんにちは!管理人の倍賞成行(@NariyukiBaisyou)です。
この記事では、ハイローオーストラリアで選択できる『30秒』という短い判定時間の取引手法について解説します。
- ハイロー30秒取引の特徴
- ハイロー30秒取引の懸念点
- ハイロー30秒取引の実践攻略手法
30秒取引はサクサク取引できるので、コツさえ掴めれば効率的に利益を重ねることが可能です。
ただ、どうしてもギャンブル取引になりやすいので、当記事で攻略手法をしっかり学びましょう。
ハイローオーストラリアの30秒取引の特徴
30秒取引とは
「超短期取引」と呼ばれていて、ハイローオーストラリアではターボ・ターボスプレッドの2種類から選択できます。
ハイローオーストラリアでのターボ取引の投資対象は、ドル円やユーロドルといった主に相場で取引されている通貨ペア7種類になります。
ペイアウトはターボが1.95倍、ターボスプレッドが2.30倍と業界で最も高い倍率となっています。
まとめると次のようになります。
- 【取引できる通貨】
USD/JPY, AUD/JPY, AUD/USD, EUR/JPY, EUR/USD, GBP/JPY, NZD/JPY - 【ペイアウト倍率】
1.95倍(30秒),2.30倍(ターボスプレッド)
【関連記事】
ハイローの取り扱い通貨ペアについては、「ハイローオーストラリアの全通貨ペアとおすすめ3選をご紹介!」で詳しくご紹介しています。
例えば、1,000円で取引を始めた場合…
- 勝利…1,000 x 2.30 = 2,300円の収益
- 敗北…エントリー金額の1,000円分の損失
ハイローオーストラリア30秒取引は難しい?
このペイアウト率でしかも30秒くらいで結果がでるので、取引難易度が低いならこんなにおいしい取引はないですよね。
しかし、残念ながら短期取引の中でも30秒取引は難易度が高いと言われています。
実際、30秒取引は勝てないという意見も多いです。では、どういう理由で勝てないのか具体的に見てみましょう。
ノイズの存在
30秒取引の難しさの一つに「ノイズ」の存在があります。
ノイズとは
チャート上の為替レートが瞬間的に大きく動くことを指します。
赤丸付近でチャートが大きく振れているのが分かりますね。
ノイズ相手に取引するとなると、人間の動体視力と反応速度の限界に挑むようなものでかなり難しいです。
もちろんノイズが稼ぐ人もいますが、テクニカル分析が役に立たないので直観的な取引になります。
おそらく、ノイズを狙った取引をメインにしている人はそんなに多くはないと思いますが、多くの経験と知識が必要になることはたしかです。
そのため、一般的にはノイズを避けたほうが無難です。
時間が短すぎて分析がしづらい
もう1つは、テクニカル分析をしずらいというのがあります。
関連記事ハイローオーストラリアにおけるテクニカル分析の必要性とおすすめインジケーター
理由は簡単で、MT4やMT5といった為替の分析チャートは1分足までしか表示されないからです。
ということで、30秒取引をどうしてもやってみたいという人は、1分足のチャートを見ながらできるだけ確実なところを狙うことになります。
ただ、テクニカル分析があまり役に立たない以上、何をもって確実かというのは難しいところで、それがそのまま30秒取引の難しさになっているようなところがあります。
つまり、かなりの確率で運に頼った取引になってしまうんですね。
もう1つ、取引時間が短すぎる取引の難しさの原因として、ポジションを持ったまま相場が動かずドロー(引き分け)になるというのもあります。
ドローとは
エントリーしたときと同じ価格で取引が終わることで、「同値判定」と呼ばれたりもします。ハイローオーストラリアではドローは負け判定です。
関連記事ハイローオーストラリアは引き分けが負け判定に改悪された!?
後で攻略法をご紹介しますが、相場の動きは予測できても相場がぐずついて30秒という短い時間の間に相場が動かないことが往々にしてあるのです。
手軽に取引できるから雑になりがち
30秒取引はすぐに結果がわかるので、掛け金を押さえていれば手軽にできる取引でもあります。
その分、しっかりとチャートを見なかったり、運任せになったりと雑な取引をしがちになります。
ただ、雑な取引をしている人に限って冷静さを失いやすいようです。そういう人は、損を出してしまった時に熱くなり、より大きな損失を出す傾向がありますね。
特に30秒取引は、冷静さを取り戻す時間はほとんどないので、そのまま雑な取引をずるずるとやってしまう人も多いようです。
なお、対策の一つとしては、損失を出してしまったらすぐに次の取引をするのではなく、視点を他の方向に向けることです。
他の通貨ペアのチャートを見るのでもいいですし、あるいは取引から一旦離れてしまうのもいいでしょう。
とにかく冷静になる時間を作ることが大切です。
取引ルールをしっかりと決めて厳守し、機械的に淡々と取引するというのもありです。
ハイローオーストラリア30秒取引の超実践的攻略法
最後に、ハイローオーストラリアで30秒取引する際の攻略法をいくつかご紹介します。
ウィリアムズ%Rで攻略する
30秒取引にも使えるテクニカル分析として、よく紹介されているのがMT4・MT5の『Williams’ Percent Range』です。
関連記事ハイローオーストラリアにMT4は必須!導入手順や便利な使い方を解説
ウィリアムズ%Rとは
一定期間の最高値と最安値からなる価格変動幅の中で、直近の終値が相対的にどのレベルにあるのかを示したものです。
「0~-100%」の数字で表示され、0%に近いほど高値警戒水準、-100%に近いほど下値警戒水準となります。
パラメーターは以下のようにデフォルトの設定をそのまま使用する人が多いようです。
- 期間「14」
- 下限設定「-100」
- 上限設定「0」
-20と-80を超えて戻ろうとした所で順張りします。
ただし、予想は複数の筋から立てたほうがいいでしょう。最終決定を下すのにウィリアムズ%Rを使うというのイメージを持っておきましょう。
併せて使うテクニカル指標としては、同じオシレーター系のRSIやCCIも利用して、買われ過ぎや売られ過ぎも見ながら反転後のトレンドに対する順張りを狙ってみるのもいいでしょう。
関連記事ハイローオーストラリアはRSIと15分取引の組み合わせで攻略!
エンベロープとは
移動平均線を基準に、上下に一定の幅を乖離(離れさせた)させた線を用いるトレンド系インジケーターです。
エンベロープの範囲外でチャートが推移している時はウィリアムズ%Rも範囲内外に出たり入ったりすることが多いです。
この時に取引を行うと負ける可能性が高いので、取引は回避しましょう。
エンベロープを使うことで、取引してはいけないタイミングが視覚化されますので、幾分か取引しやすくなると思います。
ノイズを利用して逆張り
「インジケーターを使うのは難しいけど、どうしても30秒取引をしてみたい!」というの人はノイズ狙うといいでしょう。
ただし、先程も説明したとおりノイズは本来避けるべき事象なので、この手法はある程度取引に慣れてきた中級者以上の方が対象になります。
逆張りをおすすめします。
ノイズを狙う際は、ノイズで一瞬跳ねた後の戻りを狙って逆張りエントリーします。
ギャンブル的な取引ですし、約定拒否の多さを考えると歓迎されていない取引方法とも感じられるので、あまりおすすめはしません…。
上位足を確認してトレンド相場で順張り
最後にご紹介するのは、1分足チャートでトレンドが発生したタイミングで順張りをする戦略です。
ポイントは、トレンドが発生したと思われる頭のところで順張りを行うことです。
ゴールデンクロスとデッドクロスでトレンドの転換点を狙う戦略ですが、1分足だとだましも多いので、トレンドの強度はくれぐれもしっかりと確認しましょう。
移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスは出現が遅れる傾向があるので、MACDやRSIなどオシレーター系を合わせて、できるだけ早い段階で転換点を絞り、よりはっきりした段階でエントリーするといいです。
まとめ
ハイローオーストラリア30秒取引の攻略法について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
30秒取引は上手く使いこなせれば非常に強力ですが、ギャンブル要素も高いため、ハイリスク・ハイリターンとも言えます。
なお、ハイローオーストラリアには無料で使えるデモ口座があるので、不安な方はまずデモ口座で30秒取引を試してから実践してみるといいですよ。