両建ての原理を活かしたハイローオーストラリア取引手法を紹介
こんにちは!管理人の倍賞成行(@NariyukiBaisyou)です。
ハイロートレーダーの皆さんは、「両建て」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
両建てとは、取引予定の銘柄に対して、売りと買いの両方のポジションを同時に持つことを言います。
今回は、ハイローオーストラリアの両建て手法について解説します。
- 両建てのメリット・デメリット
- 両建てと凍結の関係性について
- ハイローで両建てを使った手法の解説
【追記】
2023年現在、ハイローオーストラリアでの両建ては禁止されています。
詳しくはコチラで解説しています。
両建てをするメリット・デメリット
両建ては、一つの銘柄に対して、売りポジションと買いポジションの両方を同時に持つことでしたね。
まずは、両建てをするメリットとデメリットについてお話します。
両建てするメリット
両建てには次のようなメリットがあります。
- 損失を抑えられる
- ツールを使った分析が必要ない
- ハイローオーストラリアのようにペイアウト率が高いと利益も出せる
両建てでは、予想が外れた方向のポジションの損失を反対方向にエントリーしたポジションの利益で相殺するので、片方の方向にだけエントリーした場合に比べて、損失が抑えられます。
また、両建ては究極的には為替がどちらに転んでもいい取引方法なので、小難しい分析もあまり必要ありません。
さらに、ハイローオーストラリアのようにペイアウト率が高いバイナリーオプション業者で取引をしていれば、利益が相殺されてもそれなりにプラスに持っていくこともできます。
両建てするデメリット
両建てには次のような注意点もあります。
- ペイアウト率2倍以上の取引でないと利益が出ない
- 利益はあくまで小さくまとまった収益を上げるには忍耐が必要
- 大きく負けることもある
両建てで利益を出そうと思ったら、損失の額よりも相殺する利益の額が大きくなければなりませんので、ペイアウト率が低い場合は両建てすると利益は出ません。
具体的に言うと、2倍以上のペイアウト率が必要になります。
ただし、ハイローオーストラリアは最大2.3倍のペイアウト率を誇るので、心配はいりません。
関連記事ハイローオーストラリアのペイアウト率の紹介と収益との関係性
また、一回の取引で得られる利益は非常に微々たるものです。
バイナリーオプションの最大の魅力は、リスクを最小限に抑えつつ、予想が当たれば掛け金の2倍近い払い戻しがあることなので、そういう意味では、両建てするとバイナリーオプションの醍醐味を味わいにくくなります。
もちろん、損切りのタイミングを間違えると、利益では相殺しきれないほどの損失を出すこともあるので注意が必要です。
両建てと凍結の関係性について
2020年9月、ハイローオーストラリアでは両建てエントリーが禁止されました。
その詳細を見ていきましょう。
ハイローオーストラリアの契約条件に「両建注文」を禁止するという記載が追加されていますので確認しましょう。
6.15 お客様は、実行すると私たちの適用法令違反となる疑いのあるオプション、もしくは私たちまたは他の人に適用法令違反を犯させることになる疑いのあるオプションを行うように、注文指示を出してはなりません。適用法令(いかなる法令もしくは規則も含みますが、これらに限定はされません)が関連しているのは、以下の事項です:
(a) 市場操作、虚偽の取引、市場不正操作、架空取引、ブラックボックス取引、スキャルピング、偽装売買、もしくは両建注文
ということで、現在は両建てすると何らかのペナルティーが課せられると予想されます。
両建てが禁止になった理由については、
- 両建てを使った攻略法が広まって両建てで利益を上げる人が続出している
- HighとLowを同時にエントリーするだけなので自動売買ツールを使った取引と動きが似ている
などといったことが考えられます。
とにかく、利用規約で禁止されて以上、両建てを行った口座を凍結されても文句は言えません。
一度口座凍結されてしまうと、いくら稼いでいても利益分は没収されますので、個人的には両建てを使うことはリスクが大きすぎます。
関連記事ハイローオーストラリアで口座凍結される禁止事項と注意すべき行為まとめ
詳しくは「ハイローオーストラリアのツールは無料と有料どっちがおすすめ?」で解説しています!
両建ての原理を活かしたハイローオーストラリアの取引手法
ハイローオーストラリアでは両建てが禁止されていますので、絶対に行うべきではありません。
ただ、両建ての原理自体はとても魅力的です。
そこで、両建ての"原理"を活かした取引手法をご紹介します。
転売で損切りしつつ地道に稼ぐ
利益を上げるために乱用されたせいで禁止された両建てですが、そもそも、両建ては損失を抑えるための手法です。
実は、損失を抑える方法は両建て以外にもあります。それが「転売」です。
転売とは
取引の途中で決済して、取引を強制的に終わらせることができる機能のことです。
ハイローオーストラリアの公式のサービスとして提供されていますので、裏でコソコソ使う必要もありません。
転売を使うと、ポジションを保有した後、判定時刻が来る前に利益・損失を決定させることができ、実質的な損切りができます。
バイナリーオプションでは判定時刻直前に予想に反する値動きになって、負けたという経験がある人は結構多いと思います。
予想が外れそうだという場合に、転売を使うと早く手を打つことができ、結果的に損失を最小限に食い止めることができるのです。
ちょっと欲張りなことを言うと、転売をうまく利用すれば損失になるはずだった取引で利益を出すことも可能です。そのため、初心者でも比較的簡単に勝率を上げることができる機能でもあります。
転売のデメリットとしては、満期までポジションを保持するわけではないので、満期の取引よりもペイアウト率が低くなることです。
ちなみに、転売は利用できる判定時間が決まっていて、転売できるのは取引終了の1分前までです。
ですから、30秒取引などではそもそも転売は利用できません。
転売が利用できるのは3分取引からですので、それより長い判定時間の取引では転売が有効といえます。
関連記事ハイローオーストラリアの転売機能の使い方や有効な手法を解説
高ペイアウト率の30秒Turbo取引で両建て
こちらの手法は、ガッツリ両建てなので乱用はすべきではありませんが、30秒Turo取引を使った方法なら、一度の利益も多くなりますので、少ない取引で利益を上げることができるかもしれません。
ハイローオーストラリアの30秒ターボスプレッドはペイアウト率が2.3倍です。
もし、両ポジションに2万円ずつ掛けた場合、一方のポジションで46,000円の払い戻しがありますから、外れたほうのポジションの没収される2万円と元々の掛け金の2万円を引いても6,000円の利益が出ます。
つまり、上手く両建てでポジションが取れれば15%の利益を得られる計算になります。
片方だけエントリーして予想が当たった時に比べて利益は半減しますが、ほぼ同時に両ポジション取ればいいだけの取引方法です。
これといったテクニックもいりませんので、初心者でも簡単に取り組めます。
まとめ
ハイローオーストラリアの両建て手法について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
はっきり言って、わざわざ禁止されている手法を使う必要性はありません。
ただ、仕組み自体は魅力的ですので、先程ご紹介した転売を使って"両建て風"な取引がおすすめです。
ちなみに、ハイローが提供する無料のデモ口座なら転売機能も利用できるので、まずはデモで試してみるといいでしょう。
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【関連記事】
ハイローが提供するデモ口座については、「ハイローオーストラリアのデモトレードで取引練習する方法」でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。