ハイローオーストラリアの本人確認ができない原因と有効書類
「ハイローの本人確認書類ってどれが有効なの?」
「本人確認がうまくいかない原因は?」
この記事では、上記のような疑問にお答えしていきます。
ハイローオーストラリアで口座の登録をする際に、この工程でつまずく人は結構いるので、分かりやすいように噛み砕いて解説します。
【関連記事】
本人確認を含む口座開設全体の流れについては、「ハイローオーストラリアの口座開設・登録方法【所要時間3分】」で詳しく解説しています。
ハイローオーストラリアの本人確認書類として使えるもの
ハイローオーストラリアでは口座開設手続きの際に本人確認書類の提出を行います。
本人確認書類として有効なものには以下の3つがあります。
それぞれの本人確認書類を提出際するの注意点も含めて詳しく見ていきましょう。
運転免許証
まず、運転免許証から説明します。
運転免許証を本人確認書類として利用する場合は、以下の点に注意して撮影しましょう。
- 氏名が鮮明に分かること
- 生年月日が鮮明に分かること
- 運転免許証番号が鮮明に分かること
- カラーの原本を使用すること(コピーは不可)
- 運転免許証の四隅が全て含まれていること
- 加工をしていないこと
ちなみに、運転免許証等で住所変更を行っていた場合、裏面に変更後の住所が記載されているはずです。
その場合でも表面の写真を送れば、審査にはパスできるようです。
万が一、審査に通らない場合は、表面と裏面の2枚を撮影し、加工アプリ等で上下に並べて1枚の画像にして送信するといいでしょう。
パスポート
続いて、パスポートを本人確認書類に使う際の撮影のポイントをおさらいしましょう。
こちらも、基本は運転免許証と同じですが、特に顔写真や文字がきちんと映るように撮影しましょう。
- 顔写真や文字が鮮明であること
- 氏名が鮮明に分かること
- 生年月日が鮮明に分かること
- パスポート番号が鮮明に分かること
- カラーの原本を使用すること(コピーは不可)
- 加工をしていないこと
マイナンバーカード
運転免許証もパスポートも持ってないのであれば、マイナンバーカードを作成する必要があります。
マイナンバーカードは役場で誰でも発行してもらえるので、問い合わせてみましょう。
よくある勘違いですが、マイナンバーカードではなく通知カードは本人確認書類としては使えません。
以下、マイナンバーカードを本人確認書類として使うときの注意点です。
- 通知カードはNG
- 氏名が鮮明に分かること
- 生年月日が鮮明に分かること
- 運転免許証番号が鮮明に分かること
- カラーの原本を使用すること(コピーは不可)
- 加工をしていないこと
- マイナンバーカードの四隅が全て含まれていること
住民基本台帳カードは使える?
住民基本台帳カードとは
住所や氏名、生年月日などの個人情報が記録されたICカードのこです。
以前は住民基本台帳カードもハイローオーストラリアの写真付本人確認書類として認められると記載されていたのですが、現在は公式サイト内の記載には住民基本台帳カードがありません。
ちなみに住民基本台帳カードは、平成28年1月よりマイナンバーカード発行が開始されたのに伴い、平成27年12月をもって発行受付を終了しており、現在は新規発行ができません。
また、既に住民基本台帳カードを持っている場合はマイナンバーカード交付時に返却しなければなりませんが、券面有効期限もしくはマイナンバーカード交付時までであれば利用可能です。
住基カードの有効期限は更新日から10年間で、発行終了間際に申請した人は2025年まで公的身分証明書として利用可能なはずです。
有効期限が過ぎていなければ、住民基本台帳カードも本人確認書類として使えると思いますが、現在、記載がなくなっているので、写真付本人確認書類として使えるかという点は、一度サポートに問い合わせて確認したほうがいいでしょう。
郵便物は不要
以前は、ハイローオーストラリアで口座開設をする場合、住所確認の裏付けをするため郵便物の提出を求められていましたが、現在は住所確認書類の提出は求められません。
ということで、本人確認に必要な書類があればOKです。
本人確認書類の提出方法とタイミング
次に、本人確認書類の提出方法を簡単に見ていきましょう。
ハイローオーストラリアで認められている本人確認書類の提出方法は、次の3通りです。
- すでに撮影をした有効期限内の本人確認資料をアップロードする
- パソコンにカメラ機能が備わっている場合は、その場で撮影しそのままアップロード
- するスマホで撮影し、そのままアップロードする
おすすめは、1のスマホで口座開設をしながらその場で撮影しアップロードする方法です。
この方法だと、あらかじめ有効な本人確認資料を準備しておけばすぐに提出が完了します。
口座開設手続きをパソコンでしていても、スマホへ簡単に移行するための二次元コードを取得することができます。
移行してから、スマホのカメラ機能を利用することもできます。
ちなみに、ハイローオーストラリアには本人確認の審査があります。
ハイローオーストラリアは、複数口座の開設を禁止していますし、一度解約をすると同じ人からの口座開設は1年間できません。
関連記事ハイローオーストラリアで複数口座を作る禁断の方法を紹介
運営側は本人確認資料を利用し、これらの審査を行っていると思われます。
本人確認書類は口座開設時に提出するのがいいでしょう。
本人確認審査の承認時間は?
以前は、本人確認書類を提出した後、審査に通過するまで結構時間がかかったのですが、最近は大幅にその時間が削減されました。
具体的には、運転免許証とパスポートを本人確認書類として提出した場合、約5分で本人確認が完了します。
これはAIによる自動照合システムを導入したことによりスピードアップが実現したためです。
ただし、マイナンバーカードだけは、現在も人が1つずつ確認作業を行っているので1日~2日営業日かかります。
ということですので、早く取引を始めたい人は、運転免許証かパスポートを提出するのをおすすめします。
手順通りに処理を進めればオンラインで照合確認がすべて済み、すぐにメールにて完了通知が届くはずです。
ただし、次の場合は、確認作業に1~2営業日ほど要します。
- 提出した本人確認資料がマイナンバーカード(照合システム未対応のため)
- 提出した本人確認書類が不鮮明
- 本人確認書類に問題がある
本人確認照合システムではじかれてしまったものは、すべてハイローオーストラリア専門スタッフの目視により確認がなされ、その分、時間がかかってしまいます。
本人確認書類を提出する際には、上でご紹介した点に注意して一発で審査に通るように心がけましょう。
本人確認がうまくいかない場合の対処法
過去に違反行為でアカウントを強制的に解約されたり、口座凍結の処置を受けていない限り、基本的に本人確認ができないということはないでしょう。
条件を満たした書類を提出しているのにうまくいかないときは、ちょっとやり方を変えてみるといいかもしれません。
他の書類を試す
先ほどご紹介した本人確認書類のどれかでうまくいかない場合は、他の書類を試してみましょう。ちなみに、運転経歴証明書も本人確認書類として使えるようです。
運転経歴証明書とは
運転免許証を返納した方や、免許証の更新を受けずに失効した方が受け取る事ができる、運転免許証の代わりに身分証明書として使える証明書です。
平成24年4月1日以降に交付された運転経歴証明書は、運転免許証に代わる公的な本人確認書類として利用することができます。
運転経歴証明書は次のような人が取得できます。
- 運転免許証を自主返納した方
- 転免許証の更新を受けずに失効した方
ちなみに、運転免許証を自主返納して5年以上、もしくは運転免許失効後5年以上が経過している人、交通違反で運転免許証を失効した人は運転経歴証明書の交付は受けれません。
スマホで試す
本人確認提出はスマホでもできます。パソコンでうまくいかない人はスマホを試してみるといいでしょう。
先ほども少し話しましたが、パソコンで口座開設をしていた人も、QRコードを使って途中からスマホで本人確認を続けることができます。
スマホでは、カメラで本人確認書類を撮影しそのまま認証を申請することもできます。パソコンよりも手間が少なくなる分ミスも発生しにくいでしょう。
もちろん逆もありで、スマホで本人確認書類提出手続きをしてうまくうまくいないならパソコンでやってみましょう。
本人確認しなくても取引は可能
ハイローオーストラリアでは口座開設手続きをする際に本人確認書類の提出を済ませてしまう人が多いですが、口座開設手続き後すぐに本人確認資料を提出しなくても大丈夫です。
ただし、一定期間を過ぎても本人確認書類が未提出の場合は、口座凍結されることがあるようです。
関連記事ハイローオーストラリアで口座凍結される禁止事項と注意すべき行為まとめ
本人確認資料の準備を忘れていた人は、後日早めに準備をしてアップロードを済ませれば問題ありません。
本人確認を後回しにしても、ログインIDとパスワードの記載されたメールが受信できますからね。
後日提出するときは、このIDとパスワードを利用してハイローオーストラリアにログインし、マイページから提出を行いましょう。
関連記事ハイローオーストラリアのログイン方法とログインできない8つの原因
本人確認がない業者は危険?
本人確認書類の提出が必要というのは少々面倒に感じるかもしれませんが、トラブル防止や犯罪に巻き込まれないためにもきちんと提出しましょう。
ちなみに、バイナリーオプション業者の中には、本人確認書類の提出が必要のない業者もあります。
これらの業者は、たしかに簡単な手続き取引が始められるのですが、どうやってコンプライアンスを遵守しているのか?という疑問はもっておいたほうがいいと思います。
本人確認書類を提出せずに取引ができる海外バイナリーオプション業者としては、トレード200やソニックオプションがありますが、これらの業者も出金時には本人確認書類が必要です。
このように、出金時に本人確認書類の提出を求める業者もありますが、何らかのトラブルで出金できなければ利益は水の泡ですので、個人的には、口座開設時に本人確認書類の審査までやってくれる業者のほうが安心感があるといえるでしょう。
まとめ
ハイローオーストラリアで有効な本人確認書類の紹介や提出方法などについて解説しましたが、いかがだったでしょうか?
もう一度必要書類についておさらいしておきましょう。
事前に準備しておけば登録時に慌てる必要もなくなるので、上記のうちどれか1つを準備しておきましょう。
なお、本人確認の方法が分かったところで、おそらく途中であろう口座開設の続きから始めてみてください。