ハイローオーストラリアは引き分けが負け判定に改悪された!?
こんにちは!管理人の倍賞成行(@NariyukiBaisyou)です。
この記事では、ハイローオーストラリア取引における『引き分け』に焦点をおいて解説していきます。
- ハイローの引き分けは負け判定になるのか?
- 引き分けを避けるためのハイロー取引術
- 引き分け=負けは改悪ではない!
口コミなどで「ハイローが改悪された!」と言われることがありますが、その真相はどうなのでしょうか?
ハイローオーストラリアは引き分け=負け判定?
エントリーをした時の価格と判定時の価格が同じだった場合、ハイローオーストラリアでは勝ち判定になるのか負け判定になるのか気になりますよね?
結論から言うと、引き分け(ドロー判定)は、負けと同じ扱いがなされます。
というのも、ハイローオーストラリアが「アウト・オブ・ザ・マネー」と決めているからです。
これは、公式サイトの契約条件にも記載されています。定義としては次の通りです。
- アウト・ザ・マネー:負け
- イン・ザ・マネー:勝ち
- アウト・オブ・ザ・マネー:引き分け
つまり、ハイローオーストラリアではエントリー価格が判定価格を超えないと勝ち判定にはならないんですね。
引き分け判定(アットザマネー)で払い戻しはないことは公式サイトのよくある質問にも明記されています。
アットザマネー(買値=判定値)は購入額が戻ってきますか?
いいえ、アット・ザ・マネーで取引が終了した場合は、アウト・オブ・ザ・マネーと同様の処理となります。
投資金額は全額戻ってきません。
「納得できない!」という人もいるかもしれませんが、これはルールなのでしょうがないですね。
昔は引き分けも勝ち判定だった?
ちなみに、ハイローオーストラリアでは以前はアットザマネーは引き分けとして判断されて負けではありませんでした。
ただ、2017年の7月3日から引き分けの払い戻しは廃止となり、引き分け=負けに変更されました。
もし、あなたたが「なかなか勝てない…」とお悩みであれば、「ハイローオーストラリアで勝てないたった5つの原因とは?」を参考にしてみてください。
ハイローオーストラリアで引き分けが負け判定に変わった理由とは?
ハイローオーストラリアでアットザマネーが負け判定になった理由は定かではありませんが、恐らく、値動きがない相場を狙った取引方法が徐々に蔓延したことが一つ原因として考えられます。
そんなことされたら、ハイローオーストラリア側の利益が上がらないという判断だったのでしょう。
その代わりといった感じで、この時期ハイローオーストラリアはペイアウト率を上げました。理由は、引き分けを負け判定にした事によって生まれる取引数の減少を防ぐためと思われます。
実際の仕様変更を見るとそう思えてきます!
ハイローオーストラリアの仕様変更内容 | ||
---|---|---|
主な取引のペイアウト率 | スプレッド幅 | |
変更前 | 180%(30秒ターボ) | 割と広かった(負けやすかった) |
変更後 | 195%(30秒ターボ) | 以前より狭まった(勝ちやすくなった) |
関連記事ハイローオーストラリアのペイアウト率の紹介と収益との関係性
引き分けが負け判定になると損益分岐勝率が変わる?
引き分けが無くなったことで損益分岐勝率が変わってきます。
もちろん、ハイローオーストラリア取引の損益分岐勝率は、アットザマネーが負け判定になったことで下がりました。
以前までは、引き分けで払い戻しがあった場合、1度の取引で利益になる可能性は49%でした。
ハイローオーストラリアのペイアウト率は他の業者に比べて高いですが、それでも一般的なHighlow取引のペイアウト率は1.85倍で、2.0倍ではありません。
つまり、50%の勝率では利益になりません。
ここまで聞くと、1%の重みが少しは理解できたのではないでしょうか?
【関連記事】
ハイローオーストラリアで利益を出すのに必要な勝率については、「ハイローオーストラリアの損益分岐点と勝率アップの具体策」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
引き分けを避けるためのハイローオーストラリア取引術
アットザマネーが負け判定になる以上、同値になることは避けたいですね。
そのためには、何を意識すればいいのでしょうか?
ここでは、2つほどアットザマネーを回避する方法をご紹介します。
トレンド相場を狙う
まずは、「レンジ相場を避けてトレンド相場を狙う」ことです。
レンジ相場よりもトレンド相場の方が値動きが大きいので、アットザマネーになる確率は必然的に抑えられます。
値動きの大きいトレンド相場は、判定価格を大きく超えることが多く、勝ち負けもはっきりする傾向があり、引き分けは少ないです。
アットザマネーで負けることが多いという人は、はっきりとしたトレンドが確認できる相場で取引してみるといいでしょう。
判定時間の長い取引を選ぶ
もう一つは、できるだけ「判定時間の長い取引方法を選ぶ」ことです。
5分以下の超短期取引では、判定時刻までの時間が短いので、あまり値が動かない可能性が高くなります。そのため、アットザマネーになり負けてしまうのです。
5分以上の取引であれば、十分値動きをする時間がありますので、引き分けになりにくいという傾向があります。
なお、ハイローオーストラリアの各取引方法については、「ハイローオーストラリアのやり方・取引方法・便利機能をまとめてご紹介」で詳しく解説しています。
引き分けが負け判定に変わったのは改悪ではない
ドローが負け判定ということで、一気に取引の難易度が上がったように感じる人もいるかもしれません。
しかし、ペイアウト率の変更のところでもお話ししたように、仕様変更のおかげで以前より勝ちやすくなったりするなど、ただただ難易度が上がっただけではないので、そこまで悲観的になる必要はありません。
それに、引き分けが負け判定でもハイローオーストラリアで取引する価値は十分にあります。
最後にそのことについてお話しします。
他業者も大体引き分けは負け判定
アットザマネーを避けるために他業者を探すというのはちょっとバカげています。
というのも、他業者の多くも同値判定は負け判定にしているところが多いからです。
しかも、ハイローオーストラリアのような同値判を負け判定にする代わりに、トレーダー側に発生するリスクに対して配慮がある業者なんてほとんどありません。
「引き分け=負け判定」というのは、ハイローオーストラリアに限ったことではないのです。
引き分けが起きる確率は低い
そもそも論、引き分けが起こる確率が高いのか?という問題があります。
もちろん、同値を狙って取引すれば引き分ける確率は高くなるでしょう。
しかし、同値になるという予測が立てられるなら、同値を超えるという予測もできますよね?
確実に超えるという予測のもと取引すれば、同値になる可能性は低くなるはずです。
ペイアウト率が断トツで高いので関係なし
ハイローオーストラリアのペイアウト率は断トツ高いので、取引している中でたまたまその何回かが同値判定になったとしても、十分に利益が出るようになっています。
イメージ的には、同値の可能性も省くことで、エントリータイミングを絞り込み、確実に勝つことで利益を積み重ねていく感じです。
同値を負けとして初めから考えて取引計画を立てればいいだけの問題ですし、先ほどもお話しした通り、同値になることはあまりないので、ハイローオーストラリアのペイアウト率の高さであれば、なんら支障はないと言ってもいいでしょう。
まとめ
ハイローオーストラリアの引き分け(=同値負け)について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
引き分けが負け判定に変わったことで「改悪だ!」といった口コミも見られますが、そんなことはないとご理解いただけたと思います。
ハイローに限らず、バイナリーオプション業界全体でこういった妄言がたまに見られますが、そのほとんどが根拠のない言いがかりなので気にする必要はありません。
ただ、どうしてもハイローに関する評価が気になる方は、「ハイローオーストラリアとは?評判・評価・口コミ徹底まとめ」を参考にしてみてください。