ハイローオーストラリアで法人口座を運用する手段やデメリットを解説
ハイローオーストラリアを始めたいという方の中には、節税対策のために『法人口座』での運用を考えている方もいるのでないでしょうか?
そういった方々のために、ハイローオーストラリアの法人口座に関する情報について詳しくまとめました。
法人化は、おそらく誰しも一度は考えたことがあると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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法人でも個人でもハイローでの口座開設方法は変わりません。詳しくは「ハイローオーストラリアの口座開設・登録方法【所要時間3分】」でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ハイローオーストラリアで法人口座は作れない?
結論から言うと、ハイローオーストラリアでは法人口座の開設はできません。
そもそも、ハイローオーストラリアに限らず、全ての海外バイナリーオプション業者で法人口座の開設はできません。
つまり、海外バイナリーオプション業者で取引する限り、法人口座を利用することは諦めるしかありません。
法人口座をどうしても作りたい人への対応策
法人口座にすると節税対策になる場合があるので、「どうしても法人口座を開設したい!」という人もいるでしょう。
その場合の対処法としては、個人口座を法人のように運用するという方法があります。このことについて詳しく解説します。
個人口座を作って法人っぽく運用する
法人設立してすぐは法人用の銀行口座はありませんので、個人名義の口座に資本金の入金を行ったり、支払いも個人口座から行います。
それと同様のことをハイローオーストラリアでも行います。
具体的には、個人口座での運用であるものの、事実上法人の持ち物として計上してしまいます。そうすると、事実上法人口座のように扱うことはできます。
ただし、ハイローオーストラリアの口座は、出金時には口座開設者本人の名義の銀行口座が必要となり、プライベートな入出金と混じってしまうことになるため、そこの識別が分かりやすい管理の仕方をしてください。
取引履歴のない、ハイローオーストラリア用の新規銀行の口座を用意するのが理想的です。
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国税庁への対策は万全に
上記でご紹介した方法には注意点もあります。
個人口座を法人用として運用することは仕方のない事情がある場合に認められるものです。
そのため、ハイローオーストラリアでは法人口座が開設できないことを証明する必要があるのです。
【具体例】
例えば、公式に口座開設の可否について問い合わせを行い、回答をもらったメールの履歴などを保存しておくという方法がありますが、予め税務の専門家に相談しておくことをおすすめします。
その他に、ハイローオーストラリアの入出金に利用している代表者名義の口座の通帳記録なども併せて提出する必要があるので、わかりやすいように整理しておきましょう。
ただし、これらの対策をしていても、法人口座扱いの入出金と計上していて、納税額に差が生じるために個人で払うべき税金が未納扱いされ、後々国税から否認されることがあります。
ですから、必要書類の用意やリスク対策をしっかりした上で運用する必要があります。
個人口座の法人運用に関しては、くれぐれも税理士等専門家へきちんと相談してから行ってください。
法人口座が作れるバイナリーオプション業者まとめ
最も安全な方法で法人口座を開設するには、法人口座が認められている業者で取引をすることです。
この記事は、ハイローオーストラリアでの法人口座を運用するには?というテーマですが、法人口座に興味を持ってしまったという方のために、法人口座に対応している業者に関しても少しだけ解説しておきます。
冒頭でもお話しした通り、海外バイナリーオプション業者では法人口座の用意がありません。
ということで、法人口座を堂々と利用するとなると選択肢は国内バイナリーオプション業者に限定されます。
以下は、法人口座に対応している国内バイナリーオプション業者の一例です。
法人口座を本当に作る必要がありますか?
法人口座を検討する方のほとんどが節税目的だと思いますが、法人口座にさえすれば誰でも節税の恩恵にあずかれるわけではありません。
ハイローオーストラリアの個人口座を運用している場合、課税方法は「総合課税」になります。
総合課税は累進課税なので、利益が増えれば増えるほど税率も高くなっていきます。税率は5%~45%と幅があり、住民税なども含めると最大55%程度になります。
一方、法人口座を開設すれば税金は法人税として納めます。この法人税は最大でも33%ですので、一定以上の利益を上げている場合は税金を抑えることができます。
ただ、この「一定以上の利益」というのがミソです。
実は、法人口座を開設して節税効果が出るのは年間利益が900万円を超えたあたりからなんですね。
それ以下の利益の場合は、逆に法人口座の方が税率が高くなってしまってしまうのです。
関連記事ハイローオーストラリアの税金計算・節税方法・最新の税制度をまとめて解説
法人口座はお金と時間がかかる
法人口座を作る最大のデメリットは、費用や手間がかかることです。
法人口座は、個人名義ではなく会社名義でしか作成することができないので、会社を作る必要があります。
株式会社であれば20万円程度、合同会社であれば10万円程度の初期費用がかかります。さらに、法人の場合は赤字でも年間固定のお金もかかります。
また、先ほどもお話しした通り、税務関係の専門家にも相談しながら運用したほうがはるかに安全でもありますので、その相談料もかかります。
それに、法人口座を作るためには、必要書類も多くありますので、開設するだけでも時間がかかります。
その費用と時間をかけてでも法人口座を作るメリットがあるという人は、そうそういないと思いますし、普通にトレードする分には個人口座で十分です。
まとめ
ハイローオーストラリアの法人運用に関して解説しましたが、いかがだったでしょうか?
ハイローオーストラリアで法人口座は作れないというのが結論でしたが、個人口座を法人用に運用することは可能です。
ただし、ほとんどの人はハイローオーストラリアで法人口座を作るメリットはないという点に注意しましょう。
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