ハイローオーストラリアの確定申告手順を簡単2ステップで解説
こんにちは!管理人の倍賞成行(@NariyukiBaisyou)です。
この記事では、ハイローで納税義務が発生した際の『確定申告』のやり方について解説します。
- 確定申告に関する基礎知識
- ハイローの確定申告手順
- 会社にバレずに確定申告する方法
確定申告と聞くと面倒なイメージがあると思いますが、手順さえ覚えてしまえば意外と簡単です。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]できるだけ分かりやすく解説するので、ぜひ最後まで目を通してみてください![/word_balloon]
【補足】
納税義務が発生する金額や税金の計算方法等が知りたい方は、「ハイローオーストラリアの税金計算・節税方法・最新の税制度をまとめて解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
確定申告に関する基礎知識
バイナリーオプションで一定額以上の収益があった場合は、確定申告する必要があります。
確定申告とは
個人や法人が1月1日~12月31日の1年間で得た所得に対して、いくら納税が必要かを税務署に報告する手続きのこと。翌年の2月16日~3月15日の期間中に申告を行います。
提出するものとしては、確定申告書に加え、青色申告者は「決算書」白色申告者は「収支内訳書」を提出する必要があります。
納税義務が発生するのは、
- 開業届を出した個人事業主や会社を設立した経営者
- 20万円を超える副業の所得がある人
- 2,000万円以上の給与収入がある人
などといった条件があります。
バイナリーオプションをやっている人も一定額以上の収益があると、会社員でも税金の対象になりますので確定申告が必要です。
国税庁では、毎年「海外投資等を行っている個人に対する調査状況」や「インターネット取引を行っている個人に対する調査状況」を公表して、インターネット取引に関する税申告の調査を強化中です。
なお、確定申告の方法は以下の2種類です。
- 税務署に出向いて確定申告書を提出する
- 国税庁のホームページから確定申告書を提出する
国税庁のホームページから提出する場合、「確定申告書作成コーナー」にアクセスし、必要事項を入力して、郵送または「e-tax」を使って送信します。
確定申告の時期になると税務署は非常に混雑します。今年はコロナもあるので、個人的には、郵送またはwebで完結する方法をおすすめします。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]国税庁の「確定申告書作成コーナー」を利用すると、数字の計算も自動でやってくれるのでミスも減りますよ![/word_balloon]
ハイローオーストラリアの確定申告手順【簡単2ステップ】
ハイローオーストラリアの確定申告手順は利益を確定させる、実際に確定申告するの2ステップに集約できます。
この2点にポイントを絞って説明しますね。
ハイローオーストラリアの利益を確定させる
法律的には、20万円以上の利益がある場合は、納税義務があります。
ですから、購入金額の合計とペイアウト金額の合計の差額が20万円以上の場合に確定申告が必要になります。
バイナリーオプションを1年間していると、20万円以上の利益を上げる人がほとんどだと思います。
ということで、「収益が20万円以上になったら確定申告が必要」と覚えておきましょう。
ただ、経費を計上すると、利益が大幅に減らせる場合もあります。経費として計上できるものとしては次のようなものがあります。
- 電気・ガスなど高熱費
- 事務所代(自宅の一角をレンタルという考え方)
- ミーティング代(カフェで打ち合わせなどコーヒーや飲食代・会議室レンタル代)
- パソコン購入費・スマホ購入費・(机・椅子・電気・マウス・USBなど)
- セミナー代(ハイローオーストラリアの勉強代など)
- 教えてくれる方への贈答品(お土産代)
- 交通費(タクシー・バス・電車・飛行機など)
この他にも、ハイローオーストラリアで利益を出すために使ったと証明できるものは経費として計上できますので、領収証をきちんと保管しておきましょう。
先ほどの購入金額の合計とペイアウト金額の合計の差額が20万円以上でも、この経費がそれよりも大きい場合は経費と利益が相殺されるので、マイナスになることもあり得ます。
そうなると、税金は発生しません。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]ちなみに、確定申告で申告するハイローオーストラリアの利益は、自分の口座に出金しなければ申告しなくても分からないそうです![/word_balloon]
[word_balloon id="3″ size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]それなら申告しなくても…![/word_balloon]
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]いえ、届け出しておくことをおすすめします!その際は確定ベースで届け出ておきましょう![/word_balloon]
確定申告書を作成して提出する
利益を確定させたら、次は確定申告書の作成です。提出方法に関しては以下の4種類があり、1~3がe-Taxです。
どれを選んでも構いませんが、4以外はアプリのインスールであったり事前設定などが必要になるため、簡単なのは4の印刷して提出です。
ということで、ここでは4の印刷して提出する方法をご紹介します。
- マイナンバーカード方式(2次元バーコード)
- マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ)
- ID・パスワード方式
- 印刷して提出
まずは、国税の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスして、画面中央の「作成開始」をクリックします。
すると、先程ご紹介した4種類の提出方法が表示されるので「印刷して提出」をクリックします。
事前確認画面が表示されるので、「利用規約に同意して次へ」をクリックします。
「所得税」をクリックします。
※「次へ進む」画面の後に申告者の生年月日や申告内容に関する質問を入力する画面が表示されますが、特に困ることはないと思うのでここでは割愛します。
下図が表示されるので、該当する所得欄に金額を入力しましょう。
例:会社員の副業の場合は給与所得欄に記入
例:不動産投資をしている場合は不動産所得に記入
海外バイナリーオプションの収入は、雑所得のその他の欄に記入しましょう。
「入力する」をクリックすると詳細情報の入力欄が表示されるので、下図を参考に入力しましょう。
- 種目:その他を選択して「オプション」と入力/li>
- 業務に~:いいえを選択
- 収入金額:ハイローで得た利益を入力
- 必要経費:ハイロー取引にかかった経費を入力
- 源泉徴収額:0円
- 所得の生ずる場所~:業者の住所を入力(ハイローは「the Marshall Islands」)
- 報酬などの~:業者の運営会社名を入力(ハイローは「HLMI Ltd」)
ハイロー以外の業者も併用している場合は「続けてもう1件入力」をクリックして同じように入力します。なければ「入力内容の確認」をクリックして「次へ進む」をクリックします。
収入の入力画面に戻り、先程の入力内容が反映されているのが確認できたら「入力終了(次へ)をクリックします。
続いては、所得控除の入力です。それぞれご自身が適用される控除金額を入力して「入力終了(次へ)」をクリックします。
すると、あなたの納税額を自動で計算してくれるので、確認できたら「次へ」をクリックします。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]例えで入力した収入額より控除額の方が高かったので0円となっていますね![/word_balloon]
[word_balloon id="2″ size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]本当ならココに納税額が表示されるのですね![/word_balloon]
住所・氏名やマイナンバー情報を入力すれば申告書の作成は完了です。
あとは出来上がった申告書を提出するだけです。
会社にバレずに確定申告する方法
会社員の方で、「ハイローオーストラリアで稼いでいることを会社に知られたくない!」という場合は、確定申告する際に「住民税の納付方法」を「普通徴収」にすると良いです。
確定申告の住民税の納付方法には、「差し引き/給与から引く(特別徴収)」と「自分で納付する(普通徴収)」の2種類があります。
確定申告する際には、好きなほうを選んで税金を納めるのですが、副業でハイローオーストラリアをしていることを知られたくない場合は、確定申告書の「住民・事業税に関する項目」で「差し引き/給与から引く(特別徴収)」ではなく、「自分で納付する(普通徴収)」を選ぶようにしましょう。
関連記事ハイローオーストラリアを副業から始める5つのポイント【公務員OK】
こうすることで、住民税が給与天引きされることがなくなるので、会社にハイローオーストラリアをしていることがバレることはありません。
まとめ
以上、ハイローオーストラリアにおける確定申告手順の解説でした。
「意外と簡単かも!」を感じた方も多いと思います。
ハイローオーストラリアで利益が出たら必ず必要になる作業ですので、手順をしっかりと押さえておきましょう。
なお、言うまでもありませんが…脱税は犯罪です。
[word_balloon id="1″ size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_shadow="true" avatar_border="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]無申告は絶対にバレますので利益が出たら必ず確定申告をしましょう![/word_balloon]